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衛生的な被害 |
ネズミを媒介とする病原菌は多く、様々なものが私たち人間に影響を及ぼします。
例えばサルモネラ菌。ネズミを媒介として食品などに寄生すると嘔吐や下痢などを発症する食中毒へと発展してしまいます。
またネズミの糞尿から体外に出た細菌が、人間に感染するケースや、病原体を持ったネズミに噛まれることで感染する鼠こう症(そこうしょう)といった被害も挙げられ、それぞれ重症化する場合もあるため注意が必要です。
さらにネズミに寄生するイエダニやノミは人間にも行動を広げます。特にネズミの死骸からは発生が飛躍的に高まりますので、速やかに処理をする必要があります。
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経済的な被害 |
ネズミには一生伸び続けるとされる前歯(門歯)の成長を抑えるため、常に固いものをかじるという習性があります。被害場所は食品にとどまらず、家具や建物にも及びます。
また電気コードをかじり、ネズミの尿がかかることによる漏電や、ガス管をかじられ、ガス漏れを引き起こす様な深刻な2次的災害を招くケースもあるため、退治は徹底的に行う必要があります。
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繁殖力がもたらす高リスク |
種類にもよりますが妊娠後20日程度で出産し、すぐに妊娠するネズミも存在します。
ちなみに出産の年平均を5〜6回とし、1度の妊娠で7匹前後の子供が産まれる事を前提とすると、年平均で約40匹前後のネズミが産まれているという計算となります。更にその子どもたちが妊娠して…
「ネズミ算式」とはよくいったものです。ネズミの数だけ前述の被害のリスクが高まってしまいます。ネズミの存在に気づいたら、速やかに専門業者にご相談ください。 |
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細菌・食中毒の発生 |
商品やストックへの接触を許してしまうことで、商品がかじられたり、見た目に変化がない場合でも、ネズミを媒介として細菌が付着する恐れがあります。
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廃棄・回収費用の発生 |
上記の原因で商品をやむなく処分しなければならない場合、その処分費用もリスクとして挙げられます。さらにすでに流通してしまった商品に、ネズミの糞や体毛などが混入した場合、それらを回収する手間や費用も大きな負担となることが予想されます。
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イメージダウン |
店舗などではお客様の目に触れる事自体がイメージダウンとなってしまいます。特に飲食店で発生した場合は致命的で、噂が広まり顧客が大きく減少したという事例もございます。
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労働成果の損失 |
商品に被害を受ければ労働成果物の損失とすぐにイメージできますが、近年ではオフィス内のパソコン配線をかじられ、パソコンのデータを損傷させてしまうといった報告例もございます。
この場合、重要な製品データや顧客情報など、商品被害とはまた違ったダメージとなる恐れがあります。 |
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